阿部化学2
焼津市の「阿部化学」に来てるのダー!(前編は阿部化学1を見てみよう)
ちょっと!ボクのせりふ!フロンガスの再生工場に来てるよ!
いよいよ作業に入るんですね・・・。
よし、まずはフロンの「破壊」工程から紹介しよう!
フロンは勝手に捨てちゃダメなんだ。 集めて、しっかりとした処理をしなきゃいけないって法律で決められてるよ。 この機械は「破壊無害化処理」(はかいむがいかしょり)ってことをするんだ。
まずはプロパンガスとフロンを1200度以上で燃焼させ、燃焼ガスを薬品入りの水に注入するよ。
燃やしてできたガスは、一気に冷やして薬品入りの水に入れます。 薬品入りの水に石灰を入れると、悪い物質が石灰にくっつき、アルカリの水と悪い物質がくっついた石灰に分かれます。 機械で水と石灰をきれいに分けて・・・
アルカリの水を希硫酸(きりゅうさん)で中和して外に出します。
これで、安心。あとは悪い物質の石灰を捨てるだけ。 フロンが空気中に出ていっちゃうことはないよ。 |
これで、クールアースしたんですね!
そう、でも捨てちゃうよりリサイクルできたらもっといいよね。
フロンを「破壊」して、新品のフロンを作ると、エネルギーをたくさん使って、CO2(二酸化炭素)をいっぱい出すんだ。もっとクールな方法、「再生」作業でフロンをもう一度使える状態にするよ。
もうひとつの「再生」という方法は、フロンを温めてまた冷やしてをくりかえすことで、汚れを取ってキレイにしていくよ。
フロンを大きなボンベに集めたら、水色の受け入れタンクで40度に温めて、ガスは「精留塔」(せいりゅうとう)をのぼっていくよ。
上で冷やしたら、ガスは同じところを通って、もどってくるよ。管の中には、こんなものが入っていて・・・
これでガスをキレイにするんだ。フロンはオイルといっしょに使われていることが多くて、機械の中を回っているから、鉄の粉がついてるんだよ。 これを1時間くりかえすと、フロンは新品と同じくらいキレイになるんだ。
ドライヤー2つを通って、水分を取ったら、製品貯蔵タンクに入って再生完了だよ。
|
よっしゃ、またまたクールアースしちゃったな!
しかしガスみたいなヤツでもリサイクルできるってはじめて知ったら。
そうだね。これでおしまいですか?
イヤ、ちゃんと製品として使えるフロンかどうか、きちんと調べるんだ。
じゃあ、研究員の矢嶌(やじま)くん、解説よろしくぅ!
了解!
これは、フロンガスの成分がなにでできているかはかる機械。 不純物がまざっていては製品にならないから、しっかりチェックするよ。
種類によって合格の純度がちがうけど、だいたい純度99.7%以上で合格。なかなかきびしいでしょ? フロンによっては、2つ以上の成分からできている場合もあるから、それぞれの成分がどれだけ含まれているかも、しっかり見るよ。 |
フロンガスは見えないモノだからって勝手に捨てたりしないで、こうしてきちんと処理して、地球にやさしい使い方をしなきゃいけませんね!
オレっちも、真夏にクーラーの部屋でカップラーメン食うのはやめざぁ。
当然だよ!それにしてもみなさん、元気にきびきび働いていてクールですね。
ある意味「地球防衛軍」だら。

それにひきかえコン太くんは、存在自体が環境破壊・・・
なにをぅ!!!
まあまあ。フロンガスの回収をする会社はたくさんあるけど、再生する工場は、静岡で2つしかないんだ。だからぼくたちががんばって、環境を守っていかなきゃいけないって気持ちで仕事をしてるんだよ。
ねぇ、ところでこれをちょっと見てよ。
なんすか?
ぼくは静岡市から自転車でここまで通っていてね。クルマよりエコでしょ?
それで、自転車レースに出ようと思って、「富士チャレンジ200」に参加したんだ。富士スピードウエイを7時間で200km走るっていう挑戦だよ。
無事完走して、このTシャツをもらったよ![]()
まじで!?社長がいちばんクールだら![]()
~おしまい~
住所:静岡県焼津市石脇下1272 ※一般の方の見学は受け付けておりませんのでご了承ください。 その他、詳しくはホームページを参照してください。 |
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/212762/44914003
この記事へのトラックバック一覧です: 阿部化学2:










コメント